驚きの皮膚
「驚きの皮膚」を読みました。皮膚には触覚だけでなく、視覚、聴覚もある!それどころか五感があるという、驚きの内容でした。
その中で、就職に関連した部分があったので、どこかで授業のネタにできないかと抜粋してみる。
54人の通行人に、求職者を履歴書から判断させます。
1つのグループには軽い履歴書(340.2グラム)、もう一方には重い履歴書(2041.2グラム)を渡して読ませます。
すると、重い履歴書を持った人はおおむね求職者の評価が良い傾向を示しました。
とくに職種に対して、より切実な興味を持っていると感じたようです。
また、その人が任務の正確さをより重要だと考えいていると評価しました。
しかしながら、一方で、「重い履歴書の求職者」は、同僚とうまく付き合う、とは判断されませんでした。
履歴書は分厚いほうが就職活動では有利なのかもしれません。
ただ人付き合いが大切な職種では逆効果になるでしょう。
・・・履歴書はがっつり作ったほうが真剣さがつたわるのかぁ・・・
とか言いつつ、このグラム数・・・2041.2グラムって、2キロですよね?
2キロある履歴書って、もはや「本」。辞典レベルの気がします(^^;)
ちなみに、郵便料金82円(2019年10月1日(火)から84円)は25グラムなんですよね。
A4用紙が1枚約4グラムなので(参考:A4サイズのコピー用紙1枚は何gだと思いますか?|吉田印刷所)軽い履歴書の方でも340÷4=85枚(^^;)
34グラムだとしたら、軽い方の履歴書でも8.5枚・・・
この本の参考文献では、この実験は「Ackerman J.M.(2010)Science 328:1712-1714」
Googleで検索したら、ジョシュアエムアッカーマン(ミシガン大学 社会心理学)の人だった。
いや、本の内容に突っ込みを入れたいのではなくて、授業ネタで「履歴書は重たい方が真剣さが伝わるらしいよ」と言いたかったのだけど、紙のグラム数がなんか違う気がして・・・(´・ω・)←書籍の仕事をしていたので。ついつい。。。
授業ネタにはつかわないで、そっとしておこう。
でもせっかく読んだとういう記録は残しておきたかったので、このブログにひっそりと残しておこうと思う。
とはいえ、内容はほんと、自分的にはためになりました(´・ω・)